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電気は火災の主原因

おはようございます。

最近引き渡した現場でのことです。

本設工事が月末になるとのことで、監督に発電機を入れてもらって動力設備の試験をしてほしいとお願いしました。

来たのはユニック以上でないと動かせないとても大きな発電機(100kVAクラス)!!

事前に発電機に配線を接続して、設備を活かせる状況にしておきました。

翌週、本設が数日早まり、ちょっとアンテナ工事とブッキングしたものの、無事引き込みを終えたので仮設の撤去にとりかかりました。が、

なんと!

撤去しようと思い接続箇所の蓋開けたら、動力のケーブルが抜けて一部のみが触れているだけの、非常に危険な状況でした。

私が配線した時は、躓かないよう架空配線し確実に固定しましたが、当時作業していた外構屋が躓いたのかケーブルは抜け落ちており、仮設は見るも無残な姿でした。こういった状況は雨の日等いつ感電してもおかしくない状況です。

いくら電気工事士が安全策練ったところで、使用する人が意識して守ってくれないと意味がありません

行動して初めて安全が担保されます。

水に触れれば感電しますし、最近は乾燥も進み、落ち葉など火事になりやすいものが飛散しています。

電気は火災の原因ワースト1です。

それと…。

たこ足配線は大変危険です。お使いの機器のワット数(W)を確認するのと、

お使いの延長ケーブルのWがイコール以下での使用でお願いします。

それとトラッキング現象にも気を付けてください!!